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どこから取り組む?職員の定着率を高める方法
次々と打ち出される、経営や人事労務に大きなインパクトを与える政策・施策。最新トピックスを採り上げ、コンサルタントの見方とご提案をお届けします。
目次
人材採用と定着について
人材募集方法
人材定着の割合
各募集方法の選択肢を実施したことがあると回答した企業のうち、最も人材の定着に役立ったとした比率を算出
人材採用と定着について
商工中金が中小企業の人材募集方法や定着について調査しました。人材の確保、定着率アップを目標に掲げている
企業は多くあります。今回の調査は、人材採用・定着に何が効果的なのか考える一助になると思われます。
※本調査は、アンケートの郵送送付先数9,342社(回収率46.3%)有効回答数4,329社(内、WEB回答2,484社、調査票回答1,845社)となっています。
〇これまで実施したことがある募集の方法は、
「ハローワーク」(82.5%)
が最も高い割合となっています。
〇次いで、「就職情報サイト、就職情報誌」(64.6%)、「自社ホームページ、貼り紙・ポスターなどでの募集」(51.2%)
でした。
〇また、「自社従業員からの紹介による採用(リファラル採用)」(46.4%)や「経営者や役員の家族、親族、取引先
からの紹介(縁故採用)」(27.7%)といった紹介を利用した採用についても一定の割合で実施されています。
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採用通知書
人材定着の割合
この調査から分かるように、
採用方法は人材紹介の企業に委託するやり方と人材定着ではリファラル採用や縁故採用の
効果が高い
と分かります。
 
実施したことがある募集方法は「ハローワーク」が高い割合を占めています。しかし、役に立った人材確保の方法では「就職
情報サイト・就職情報誌」、「人材エージェント」の割合が高くなっております。
ハローワークや自社ホームページといった採用媒体に掲載しても効果を実感できず、人材紹介の企業に委託した結果だと
考えられます。
 
最も人材が定着した方法では、「自社従業員からの紹介による採用(リファラル採用)」、「経営者や役員の家族、親族、
取引先からの紹介(縁故採用)」となっています。リファラル採用を効果的に運用できる仕組みづくりが人材の定着へ繋がる
のではないでしょうか。
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労働条件通知書
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